メノポーズの基礎知識2

更年期を知ることは女性ホルモンを知ること

女性ホルモンの役割を知りましょう

女性ホルモンには、大きく2種類あります。エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロンです(黄体ホルモン)です。女性誌などで「女性ホルモンを増やそう!」という記事をよく見かけますが、この場合はエストロゲンのことを指している場合が多いのでエストロゲンの働きはご存知の方も多いかもしれません。ですが、黄体ホルモンもまた、女性の体にとってはとても大切な働きを担うホルモンです。この2つのホルモンのこと、改めておさらいしましょう。

【エストロゲン(卵胞ホルモン)】

分泌時期

生理の終わりから排卵に向けた2週間で分泌が増えていく。

体温

エストロゲン分泌が多い時期は、基礎体温が下がるので「低温期」。

働き

妊娠に備えて子宮内膜を厚くする。

女性らしい魅力的な体をつくる。

骨を形成する。

肌の潤いを保つ。

【プロゲステロン(黄体ホルモン)】

分泌時期

排卵から生理が開始するまでの2週間で分泌が増えていく。妊娠した場合はプロゲステロン優位の状態が続く。

体温

プロゲステロンは基礎体温を上げる働きがあるので「高温期」

働き

エストロゲンの働きを拮抗する(弱める)

受精卵が着床しやすいように内膜を整える

妊娠した場合は、妊娠を継続させる

体内の水分を保持し、食欲を増進させる

生理前に起こるPMSは、このプロゲステロンの働きによるもの

私たちの体は初潮から閉経まで、この2つのホルモンリズムによって守られており、妊娠や出産、また健康面の維持の要にもなっています。

女性ホルモンが分泌されるしくみ

女性の生涯におけるエストロゲンの変動

女性ホルモンは、卵巣から分泌されます。その指令を出しているのが脳の視床下部から分泌される性刺激ホルモンです。エストロゲンは卵胞刺激ホルモン、プロゲステロンは黄体形成ホルモンが視床下部から分泌されることで卵巣に刺激が入り、分泌が行われるというしくみです。

女性ホルモンの分泌量は、卵巣から送られる信号に基づいて脳が体に必要な量を出すようになっています。卵巣が若く元気な状態な場合は、この脳と卵巣のキャッチボールが順調に行われていますが、更年期になると卵巣が小さくなりホルモンの分泌量が激減します。そのため、脳は卵巣からエストロゲンを分泌させようと卵胞刺激ホルモンを大量に分泌させて卵巣に刺激を与えるようになります。これによって、ホルモンバランスが乱れて自律神経がパニックになり、ほてりや発汗といった更年期の初期症状が出てくるのです。

更年期までは

更年期になると

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